一生に一度の世界でひとつだけの成人式
一生に一度しかない人生の節目といえる記念日は、実は数えるほどしかありません。
その記念日が「しあわせ」だったという気持ちは、心が震えるような感動があるかどうか。
どうか、そのひとつひとつを大切に思い出に変えてください。
つい昨日のことのよう。
はじめまして。
やっと会えた、新しい家族。
君が私たちのところに生まれてきてくれたことが、私たちの人生にとってかけがえのない喜びの時間のはじまりだった。
君がいるから「パパ」と「ママ」になれるんだよ。
生まれてきてくれて、ありがとう。
たくさん泣いたのはパパとママ、どっちだと思う?
あっという間にお別れ
おじいちゃんとおばあちゃんが買ってくれたランドセル。
最初はまるでランドセルが歩いているみたいだったのに、
今は背負うのがちょっと窮屈そうに見えるね。
ずっと大事にしてきたランドセル。
それを背負って通学路を歩くのは、あと何日だろう。
もう子供扱い出来ないね
感慨深さに言葉が出なくなる、瞬間。
「二十年」という歳月はとても長い道のりだと覚悟したはずだけど、こんなにあっという間に過ぎてしまうとは思いもしなかった。
今日の君は「世界で一番」だと断言するよ。
今日の君の美しさを育めたことを何よりも誇りに思うよ。
今日の君のその笑顔を胸に刻むよ。
未来を見据える気持ちがあるから
誰にも寄りかからずに歩くのは勇気がいること。
どんな時にも必要なのは、望む未来を掴み取りたいっていう
前向きな気持ち、たったひとつ。
大丈夫だよ。
いつだって陰からそっと見守っている存在がちゃんといるからね。
少しだけさびしい気持ち
「きれいだね」
何度でも口にするのは、他にふさわしい言葉が見つからないからだけど。「おめでとう」
何度でも口にするのは、「しあわせ」になる覚悟を決めた君を後押ししたいからだ。
だから、何度でも言う。
「おめでとう」
大切な人たちと、「しあわせ」な記念日を
人生の節目となる記念日は世代を超えて共有できる思い出です。
あなたが通る道は、形は違えど、あなたのお母様もそしておばあ様も通ってきた道。
偶々通り過ぎた見知らぬ方も通ってきた道です。
何気ない瞬間、ふと湧き起こる感動した日の気持ちに、心がくすぐられる日がきっとあります。
誰かに話したくなる「しあわせ」な思い出は、新しい「しあわせ」を築きたいという思いになり、その連鎖が更なる「しあわせ」に繋がります。
あなたの「しあわせ」はどこまでも繋がります。
あなたの「しあわせ」はあなたのご家族にとっても「しあわせ」であり、あなたの親しい人たちにとっても「しあわせ」です。
そしていつかあなたが誰かに語る「しあわせ」も、その誰かを「しあわせ」にするでしょう。
記念日を大切にすることは、あなたにとってかけがけのない人たちを大切にするということ。
あなたがあなたを大切にするということ。